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空間に静かな“和”を引き立てる金具

 

小さな装飾が視線を引き、空間の雰囲気までふわりと整う。 和映え(わばえ)は、家具や扉にほんの少し和の意匠を加えることで、 暮らしの中に“落ち着き”や“品格”を感じさせる、新しいスタイル。

派手に飾るのではなく、そっと添えることで空間や気持ちまで落ち着いていく。 それが“和映え(わばえ)”の心地よさです。

 

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和風インテリアに興味はあるけれど、何から始めればいいのか迷っている方へ── このページでは、“和映え”という新しい和のスタイルをご紹介します。

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和映えとは?

金具ひとつで
空間の印象が“和”に整う「設(しつら)え」

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和映え(わばえ)とは、洋室の中に“和”のエッセンスを添えることで、空間全体の印象がやさしく変わるスタイルです。たとえば、木の扉に小さな装飾金具を添える──それだけで空間が静かに整い、“和”の気配が立ち上がります。

単なる和風小物のディスプレイや、和柄の色使いによるアクセントとは異なり、和映えは、空間に美意識を添える“設(しつら)え”──つまり、暮らしの中に“意図をもった和”を組み込む提案です。

高価なリフォームや本格的な和室づくりをしなくても楽しめる、“誰にでも始められる和のアレンジ”。意識ひとつで、日常の中に静けさと調和をもたらします。

SNSでは「和映えショット」「和映えアレンジ」といった言葉が、和風の鮮やかさや演出として使われることもありますが、私たちが提案するインテリアにおける和映えは、空間に“和”の静けさと余白を添える、現代的な美意識の再発見です。

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※「設(しつら)え」…空間を丁寧に整える、日本の暮らしの中の美意識。英語では「Intentional Styling」や「Atmospheric Composition」などに近いニュアンスです。

※「和映え」はSNSなどで“映える和風演出”を意味する言葉として使われることがありますが、本サイトでは「洋室に和を添える」ことをテーマに、株式会社ビドーが2021年4月に提唱したスタイルとして紹介しています。

“引き算の美”は、足し算から始まる。 ── 小さな装飾が生み出す、空間の“余白と焦点”

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日本の美意識に根づく「引き算の美」。
それは、何かを削ぎ落として完成させるというよりも、余白によって対象が引き立つという感覚に近いのかもしれません。

和映えは、その余白を“そっと整える”小さな足し算。一つの金具が空間の中に焦点を生み、**余白と引き立て合って自然に立ち上がる──“映える”**という静かな現象を生み出します

ここでは、そんな和映えの本質を感じさせてくれる4つの事例をご紹介します。

実例を見る

事例①|名作照明 × 和映え

“光と金具”が響き合う、静かなコンポジション

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照明そのものが空間の主役となる、フランク・ロイド・ライトの名作「タリアセン2」。 この幾何学的なフロアスタンドの4つのコーナーに、そっと添えられた装飾金具が存在します。

日本の升(ます)を思わせる構造と、オリエント金具の持つ三角の意匠。 そのふたつが共鳴するように組み合わさった瞬間、光と影に**“和”のリズム**が生まれ、空間の印象がふっと変化します。

あくまでも既存の美を壊さず、静かに引き立てる。 この和映えの足し算がもたらしたのは、視線の“重心”と“余白”の再構成でした。金具が持つ装飾性は、決して目立つための“足し算”ではありません。 むしろ「余白を活かし、光と形を引き立てるためのデザイン」こそが和映えの美意識です。

タリアセン2

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アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが1952年に設計したフロア照明。幾何学的で抽象的な形状が特徴で、木材やガラスといった自然素材が多用されています。直接的な眩しさを避け、光を拡散させる間接照明の手法で、現代の快適な住空間における照明デザインの基礎の一つとなっています。建築空間の雰囲気や構造そのものを形作る重要な要素として捉えました。

金具は後からDIYでアレンジされたもので、和映えの象徴的なコントラスト事例に。
使用金具:オリエントシリーズ(前飾り、三角)
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事例②|町家づくり × DIY × 和映え

“誰でもできる”という、和の可能性。

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タリアセン2のように、空間の焦点を静かに再構成する「和映え」。
けれどその美意識は、特別な空間や建築だけのものではありません。 生活の場にこそ、和映えの面白さはひらかれているのです。

京都・出町柳の「かもDONUT」は、築100年の町家を活用したドーナツ専門店。店主自身がDIYで改装したこの空間は、町家の骨格と洋の要素が調和したユニークな店舗です。

特筆すべきは、世界的照明“タリアセン2”への和映えアレンジ。 手作りのドーナツを照らすこの名作照明の4隅に、オリエント金具の三角装飾を添えることで、 店内に流れる時間そのものが柔らかく変わります。

また、レジカウンター横の木製収納にも装飾金具をプラス。 無機質な箱が、まるで古い千両箱のような風合いを持ち始め、空間全体に静かなリズムと和の気配を添えています。

和映えは、金具ひとつでできる小さな足し算。 自分の手で整え、自分の空間を再解釈することで、日常に“和の設え”という新しい選択肢が見えてくるのです。

かもDONUT:京都・出町柳 店主:池田さん(DIY施工・設置も自ら)

「京都の町家というだけでも和風の雰囲気はあるんですが、もっとお店としての個性がほしくて。後から取り付けられる”DIY的な感覚”が和映えの一番の魅力でした」

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事例③|和映え門|公共空間に“和”を添えるという選択

寺院の門に、金具で“和”を呼び戻す。

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大阪市東成区にある寺院「良念寺」では、既存の洋風扉に対して「寺院らしい“和”の印象にできないか?」という相談から、和映え門のプロジェクトがスタートしました。

そこで採用されたのが、オリエントシリーズをモチーフにした特注ステンレス製の装飾プレート。 素材には耐候性のあるSUS304を使用し、厚みのある金属をワイヤーカッターで切り出した上で手加工で仕上げ。屋外にも対応した重厚な意匠が完成しました。

もともと中央には洋風のレバーハンドルが設置されており、その取り外し跡として残った“穴”を中心装飾で覆うという意匠的な工夫も加えられています。

施工はビス留めではなく、接着剤による固定方式。 これは簡単な施工を意図しただけでなく、扉がアルミ製で中空構造のため、ビス固定が困難だったという背景によるものです。 実際に施工から数年が経過していますが、脱落やズレなどは一切発生していません。

装飾金具という“わずかな足し算”が空間の印象を大きく変える── そんな象徴的な事例のひとつです。

良念寺:大阪・東成区 住職:第二十世 智行信彦 和尚

「最初は、“見た目を和風に変えられないか”という軽い気持ちでした。でも実際に和映え門が完成してみると、門全体の空気感が引き締まったように感じました。思っていた以上に、“金具だけで変わる”んですね。」

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事例④|和室×和映え 

伝統の中に、意匠の遊び心をそっと重ねる。

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創業70年を超える老舗襖メーカー・丸松襖製作所(大阪府)では、一般住宅に納品する本格的な和室建具の製作も手がけています。 今回の事例では、その和室空間にあえて“和映え”の装飾金具を取り入れるという、ユニークな試みが行われました。

使用されたのは、襖の引手として「オリエントシリーズ」の金具。 もともと装飾性の高い和室に、さらに意匠性を加えることで、空間全体がより印象的に演出される仕上がりとなりました。

今回の事例がユニークなのは、“和の中に和を加える”という発想です。 一般的に「和映え」は洋室に和を添える文脈で語られることが多いですが、このプロジェクトでは「和室にさらなる和の魅力を重ねる」という逆方向のアプローチが実現しています。

繊細な紋様と立体感のある金具が、襖紙の質感と響き合い、細部に宿る“和の余白”を際立たせる。 和映えの新しい可能性を示す、象徴的な導入事例のひとつです。

丸松襖製作所:大阪・東大阪市 代表取締役:井口さん

「和映えというと“洋室に和を添える”ものだと思われがちですが、和室に使ってもすごく映えるんですよね。 金具が主張しすぎることなく、でも確かに空間の印象を引き締めてくれる。アイディアを形にすると、想像を超えた発見もあるのだとわかりました。」

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和映えを始める基本テクニック

バナー「空間の角から美しくなる」2(1600×533).png

和映えの魅力は、「どこに」「どう配置するか」という設置センスにあります。 昔の千両箱や箪笥に見るように、角の使い方が美しさを左右するのです。 以下に代表的な配置スタイルをご紹介します:

■ 設置とバランス(木製机の事例)

和映え前 和映え後
和映えテクニック 机使用前ー背景無し(1600×1066).png 和映えテクニック 机使用後解説ー背景無し(1600×1066).png

考え方としては以下の順番です。

①角を飾る
②バランスをとる。

まず、配置対象の角を飾ってからバランスを考えてみましょう。配置対象(机)の大きさによっては、角を飾るだけで十分な場合もありますし、バランスをとるために追加の金具配置を検討した方がいい場合もあります。配置対象(机)だけでなく、部屋全体にマッチするか検討して金具の配置バランスを考えるのがコツです。

和映え前 和映え後
机使用前(1600×1066).jpg 机使用後生成(1600×1066).jpg

■ 直折型金具でサラリと魅せる

和映え前 和映え後
和映えテクニック-TVキャビネット使用前生成(1600×1066).jpg キャビネット使用後生成3「和風の花瓶に観葉植物」(1600×1066).jpg
TV台やキャビネット、収納BOXなどの角などに「直折型金具」を配置。四隅がアクセントに。
和映え前 和映え後
机(2枚天板)使用前生成(1600×1066).jpg 机(2枚天板)使用後生成(1600×1066).jpg
机の天板の構造に合わせて「直折型金具」を2枚重ねると、また違った印象に…

■ 隅金物+三角でコーナーを被せる

千両箱風に、立体コーナーに沿った金具を取り付け。ぐっと和の存在感が立ちあがります。

和映え前 和映え後
和映えテクニック- 隅+三角使用前2(1600×1066).jpg 和映えテクニック- 隅+三角使用後2(1600×1066).jpg
和映えテクニック- 隅+三角使用後(1600×1066).jpg BOX角(1600×1066).jpg
「隅金物と三角」のアレンジ例。右写真のように、手間にインセット扉(※3)のある収納BOXなどの場合にも有効です。さらに重厚感・存在感UP!

■ L字型でしっかり感を演出

コーナーに沿わせて、構造感・重厚感をL字金物で。直線金物でバランスを取るのもオススメ。

和映え前 和映え後
和映えテクニック-キャビネットL字使用前(1600×1066).jpg 和映えテクニック-キャビネットL字使用後(1600×1066).jpg

和映えおすすめコーディネートTips

バナー「和映えの推しコーデ」(1600×533).png

和映え × 植物:緑と茶の自然なコントラストが、日本的な余白美を演出 木製の和映え家具や扉と、瑞々しいグリーンの葉はとても自然な組み合わせ。茶×緑の組み合わせは「自然」の印象と重なるところが、魅力的に映る理由なのかもしれません。

和映えしようよ。グリーン4jpg.jpg 和映えしようよ。グリーン2.jpg
和映えしようよ。グリーン3.jpg

和映え × 茶色の家具:黒い金具との相性が抜群。重厚かつ落ち着いた印象に 濃い茶色の家具や扉は、黒のオリエント金具と抜群の相性。どこか懐かしいと感じるのは、私たちの記憶に刻まれた“伝統の色合い”かもしれません

白BOX(1600×1066).jpg 茶BOX(1600×1066).jpg
白色系の収納BOXに和映えアレンジ こげ茶系の収納BOXに和映えアレンジ

詳しい設置方法やバリエーションは「和映え読本」でご覧いただけます。

和映え読本2.png 和映え読本1.png

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◆初心者にもおすすめの「和映えセット※1(オリエントシリーズ:※2)」も掲載された「和映え商品カタログ(PDF版)は下記より無料でダウンロード可能です。

28和映えビドーパルセレクション表紙.png

和映え商品カタログ
(和映えビドーパルセレクション:PDF書籍)
無料ダウンロード

具体的設置法|誰でもできる“和のDIY”

和映え金具の設置は、以下の手順で簡単に行えます:

  1. 仮止め:まずは付属の「練りゴム」を使って、金具を仮止め。全体のバランスや位置を確認します。
  2. 本固定:配置が決まったら練りゴムを取り除き、金具を釘でしっかりと固定します。

※もし設置部材に釘穴が開いてしまうのに抵抗がある場合は、接着剤や強力両面テープを使った設置も可能です。

練ゴムB.jpg 練ゴム.jpg

※より詳しい設置手順や位置バランスのコツについては、PDF『和映え読本』の巻末に掲載しています。

セクション5|“和映え”が広がる、世界的関心の背景

日本的装飾への関心は、いま再び世界的に高まっています。

interzum2025への出展をきっかけに、私たちの「和映え収納BOX」は海外のバイヤー・建築家・メディア関係者からも多くの注目を集めました。ヨーロッパや東南アジアのバイヤーからは、単なる“日本的装飾”というだけでなく、空間を変えるクラフト性とアート性が高く評価されました。

和映えは今や、「WABAE」として日本文化と現代生活の架け橋に。扉や家具、パーツに留まらない、“空間演出の選択肢”として世界から注目を集めています。

📊 和映え読本では、世界的なインテリア傾向やDIY市場のデータをまとめています。

①japan_diy_market_en_v2.png ②japan_inbound_tourism_en_v2.png

ここではその一部を抜粋してご紹介します。

  • グラフ例(抜粋)  「欧米DIY市場の成長率(2018–2024)」 → 過去5年で約160%成長。特に“自分で空間を編集したい”という個人需要が急拡大
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その他、日本の装飾文化と和映えの関係性や具体的な設置テクニックやノウハウ事例、海外市場の関心やトレンドの詳細など、多角的な視点で「和映え」が響く理由を解説しています。世界も注目、あなたの部屋も「和映え」してみませんか?

📕 続きは、和映え読本(無料)でご覧ください。

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セクション6|よくあるご質問(Q&A)

Q1. 和映えって、結局なんですか?

A. 和映えとは、空間に“和の趣”を加えるための装飾手法です。ある空間や部屋を、その場にふさわしい様相に整えたり、装飾したりする「設(しつら)え」の考え方に基づいています。日本の伝統意匠を金具という最小限の要素で取り入れることで、空間に“余白と焦点”を与えるものです。

Q2. 和映えと和風小物の飾り付けとは何が違うのですか?

A. 単なる装飾品の配置とは異なり、和映えは「建具や家具そのものを“構造として美しく見せる”」という視点で金具を設置するアプローチです。インテリア小物は“置く”装飾ですが、和映え金具は“取り付ける”ことで空間の構造そのものに関与します。

Q3. 簡単にできますか? DIYでも可能?

A. はい、和映え金具は「和映えセット(練りゴム付き)」を使えば初心者でも簡単に試せます。まずは仮止め→バランス確認→釘や接着剤で本固定、という流れで設置可能です。金具を釘で設置する場合、ラジオペンチやゴムハンマーがあれば便利です。

Q4. 何から始めればいいですか?

A. 初心者の方には、机や収納ボックス、チェストなどの角に金具を配置するスタイルからがおすすめです。「和映えセット」には練りゴムと金具数種が含まれており、すぐに試すことができます。「和映え読本(PDF書籍:無料)」を読んで、空間のコーディネート事例をチェックしたり、金具の設置ポイント学習するのもお勧めです。

Q5. 上手な和映えコーディネート方法は?

A. 「濃い茶×黒」や「茶×グリーン」など、自然界に存在する色の組み合わせが和映えには効果的です。シンプルな家具や空間ほど、金具の存在感が引き立ちます。また、観葉植物との相性も抜群。“和と緑”のコンビネーションで、空間に優しい統一感が生まれます。

Q6. 和映えを考える時のコツはありますか?

A. 和映えの考え方は「引き算の美」にあります。装飾を“足す”ことで、逆に空間に“余白”や“奥行き”が生まれる──装飾はやりすぎず、視線の集まる部分に最小限の金具を配置するのがポイント。“飾る”というより、“整える”という気持ちで楽しんでください。余白と装飾のバランスを意識すると、より洗練された空間になります。

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和映えの魅力、設置テクニック、活用事例をもっと深く知りたい方はぜひ「和映え読本(オールカラー32ページ)」をお手元にどうぞ。 和映え読本01.jpg

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※1「和映えセット」とは? 「和映えセット」は、DIY初心者にもやさしい構成で、届いたその日から体験できる入門パッケージ。必要な部材や仮止め用の練ゴム、取り付け用の釘、取扱説明書が同梱されており、“和”の世界をすぐに感じることができます。

※2「オリエントシリーズ」とは? 「和映え収納BOX」にも使用されている、焼き付け黒色塗装を施した民芸家具調の装飾金具のシリーズです。重厚でクラシックな風合いが特徴で、和室家具やリメイクDIYとの相性も抜群。全国の家具メーカーやリフォーム事業者、そしてDIY愛好家の皆さまからも、長年にわたり高い支持をいただいています。豊富な形状バリエーションをご用意しています。

※3「インセット扉」とは? 本体の内側枠に「はまり込む」構造の扉。「隅+三角金具」を配置すると重厚感・存在感がアップします。